都市防災学 地震対策の理論と実践

梶 秀樹・塚越 功 編著
学芸出版社  2007年3月10日刊行
B5判 271頁  定価(本体3,000円+税)

 本書は、都市防災の研究を志す者への入門的な教科書である。また 、日々都市の防災に苦闘している実務家の方々への指針の書でもある。しかし、本音を言えば、都市防災を「論」から「学」にしたいという、著者らの切なる願いの提案書でもある。(「まえがき-編集の言葉」より)

災害とデジタル・ネットワーキング

干川剛史 著
青山社  2007年2月17日刊行
B5判 131頁  定価(本体1,905円+税)

 本書は、著者の実践経験や実態調査に基づいて、阪神・淡路大震災以降の大規模災害を事例に、被災者や被災地の支援にあたるNPO・NGOや専門家や行政機関、(インターネットを活用して情報面で支援活動を行う)情報ボランティアの間で展開されている「デジタル・ネットワーキング」[digital networking](インターネット等のデジタル・メディアを活用した市民活動)の成果と今後の課題について明らかにしようと試みている。

リスク マネジメント システム 第2版

鈴木敏正&RMコンソーシアム21 著
日刊工業新聞社  2007年1月30日刊行
B5判 185頁  定価(本体1,900円+税)

この一冊ですべてがわかる
リスクマネジメントシステム第2版
危機に強い組織をつくる32のポイント
第1章 リスクマネジメント(RM)システム/第2章 RMシステム構築ガイドライン
第3章 RMシステム構築の実践/第4章 緊急事態対応の実際
(本書カバーより)

津波からみんなをすくえ!- ほんとうにあった 「稲むらの火」

特定非営利活動法人 環境防災総合政策研究機構 監修
和歌山県教育委員会 企画/制作
クニ・トシロウ 作  ケイ・タロー 絵
文溪堂  2006年11月1日刊行
B5判 32頁  定価1,050円(税込み)

 江戸時代末期、村が津波に襲われたとき、避難場所の目印に貴重な稲むらに火をつけ、多くの人を救い、そのあとも私財を投じて津波防災用の堤防を作った浜口梧陵の半生を描いた絵本。巻末には津波に関するQ&A付。(案内文より)

きちんとわかる巨大地震

独立行政法人 産業技術総合研究所 著
白日社  2006年10月10日刊行
B6判 281頁  定価1,500円(税別)

大地震で隆起した珊瑚礁。
2004年暮れに発生したM9.1のスマトラ島沖の地震は、津波による犠牲者20万人と史上最悪となった。
阪神淡路大震災、新潟県中越地震の記憶も新しい。
「巨大地震 」は、なぜ、どのようにして起こるのか。
そもそも地震は、どこまでわかっているのだろうか。(本書より)

日本災害史

北原糸子 著
吉川弘文館  2006年10月10日刊行
四六判 480頁・原色口絵4頁  定価4,410円(税込み)

 古代から現代まで、人々はいかに災害を乗り越えてきたのか。復興に努力をした歴史を探り、時代ごとに異なる社会の対応を解明。
 歴史学・考古学・土木学・ジャーナリズムなどの研究をもとに災害から日本社会の様相を読み解く。(本書より)

彼女を守る51の方法 1

古屋兎丸 著  監修:渡辺 実
新潮社  2006年9月15日刊行
B6判 187頁  定価530円(税込み)

 もし、いま東京に直下型の大地震が来たらどういうことがおこるのか?怖いけどあまりにも漠然としている。知りたいという思いからこの漫画を描くことにした。
 多くの取材を通して自分の無知を思い知らされた。現代の東京はこんなにも危うく脆い場所だったんだ。(著者の言葉より)

「マツ」の話 -防災からみた一つの日本史-

池谷 浩 著
五月書房  2006年6月28日刊行
B6判 212頁  定価2,520円(税込み)

 マツは、人間が破壊した緑の国を再生した。日本の自然 ・生活・文化を創り出し、災害から守ってきたマツ、その歴史と現在を探る。
 本書では我が国における防災上非常に重要な緑の復元について述べるとともに、その主役を担ったマツという木と日本人や日本文化との関わりを整理した。そして、なぜマツが我が国の防災対策にどのような役割を演じてきたかのを日本の国土の変遷史、一つの日本史、という視点で見ていくことにする。(本書帯より)

災害情報が命を救う~現場で考えた防災~

山崎 登 著
近代消防社  2005年12月20日刊行
B5判 224頁  定価1,680円(税込み)

 残念ながら多くの現場で、 「まさか、自分のところで被害が出るとは思わなかった 」という声を聞くことが多かった。
 この本では、私が見たり、聞いたり、考えたりした事柄のなかから、一般の方はもちろん、自治体や消防、河川管理者などの現場の防災関係者に知って欲しいこと、つまりは今後の防災対策にとって欠かすことのできない視点をまとめてみたいと思っている。(著者の言葉より)

阪神大震災ノート 語り継ぎたい。命の尊さ 生かそうあの日の教訓をー

住田功一 著
一橋出版  2003年11月1日刊行
A5判 224頁  定価980円+税

 1995年1月17日におきた阪神大震災では、6,400人以上の方がなくなりました。・・・多くの人々が突然私たちの前から去っていった。阪神大震災の記憶を薄れさせないために、当時、メモをとった3冊のノートから、私の体験をつづりたいと思います。私は、防災や心理学の専門家ではありませんが、たまたま神戸で地震に遭った一市民として、現場にかけつけたアナウンサーの一人として、感じたことをお伝えしたいと思います。(「はじめに」より)















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