第8回日本災害情報学会での
『メディアセッション』開催について
日本災害情報学会では、今年の秋の大会で初めて「メディアセッション」を設けます。初の試みなので作品の公募はしません。
これまでの学会発表は、どちらかというと多くの学会と同じように研究者向けの発表形式で、災害情報学会に入っている放送局やライフライン各社などにとっては、発表しにくいといった声が寄せられていました。そこで「メディアセッション」では、テレビやラジオのニュース番組や企画、リポート、それにライフライン各社や自治体などの広報や啓発、研究ビデオなども災害情報の成果として発表できるようにします。従来の大会シンポジウムに替えて、今回の大会の企画として実施します。
開催日時は、大会2日目の2006年10月28日(日)の午後で、会場は東洋大学(東京都文京区)です。
主な内容は以下の通りです。
- 発表される内容は、広く災害対策や防災に関わる映像や音声による作品であれば、一つの番組でもニュースの中の企画でも、広報や研究などのビデオでもかまいません。
- 発表は、まず担当者が、どんな狙いで誰を対象に作り、どこに苦労したか。また、どこに注意して見たり、聞いたりして欲しいかを話し、その後5分から10分程度(長い番組は一部分)映像と音声を流す。発表媒体は、DVDかVHSとします。作品は10月10日までに事務局に送ることとします。
- 発表の後は、会場からの質問や意見を受けるかたちで進行し、一つの発表にかける時間は、概ね20分くらいとします。発表の場には、指定討論者を配置し、発表の活性化をはかります。
- 今回のメディアセッションは、学会大会の企画として開催する。出品は、放送では、NHKと民放、ラジオ、ケーブルテレビ、ライフライン、自治体の8から9本を用意する。時間は全体で3時間から3時間半メドに調整します。
- 今回は、映像と音声によるものを対象とし、活字(新聞、雑誌、広報誌など)は含めません。
- 参加する番組などについては、簡単な構成表や内容紹介などを事前に提出し、大会の予稿集にのせます。予稿集原稿の提出締め切りは9月22日です。
- 発表会場とは別に、出品作品の全体を見ることができるコーナーを用意します。録画形式はDVDかVHSです。
- メディアセッションへの参加、視聴は無料とします。
- メディアセッションの事務局は、以下の通りです。
- メディア部会長
- 藤吉副会長(NHK解説委員、大妻女子大教授)
- スタッフ
- 赤石一英(気象庁)
- 天野 篤(アジア航測)
- 市澤成介(ハレックス)
- 谷原和憲(日本テレビ)
- 布村明彦(国土交通省河川局河川計画課長)
- 村木正顕(ニッポン放送)
- 山崎 登(NHK解説委員)
- 横田 崇(気象庁火山課長)
- 日本災害情報学会 事務局
- 電話)03-3359-7827
- FAX) 03-3359-7987
- メール)tokio@jasdis.gr.jp